!第十七回 火难水难(17-3)
いのよ。とんでもない安酒だわ」 「あそこの河で、休みましょうか。私も少し、気分が良くないし」 「そうねえ……」 二人は、近くの河岸までやってきた。 李秀は水を饮んで、ようやく调子が戻る。そのとき、後ろから声をかけられた。 「おう、昨日の嬢ちゃんたち。本当に来てくれるのか」 「金持ちの屋敷が近くにある。早速行こうぜ」 振り返ると、昨日会った韦桥と解山开が、軽装の铠を着て立っている。 冗谈にも取れるが、李秀と萍鹤は、彼らから不穏な杀気を感じた。 「様子がおかしいわね」 「そうだね。こんなに目付き悪くなかったよ」 韦桥が、酷薄な笑いをした。 「宿を出たら、武将姿の奴が二人现れてね。暴れたいなら力を贷すって言ったのさ」 解山开も同じ表情で言う。 「そしたらそいつらが、俺たちの中に入ってね。本当に力が涌いてきたんだ」 韦桥が、铠のx板を叩く。<